The future of the Internet – How we can get control back from the giants

I am so happy that NEC Platforms displayed the prototype of the first home router / server yesterday at ET & IoT Technology 2018, Yokohama, Japan. This is something new for most of you so that I need to explain about the product.

NEC-P Waffle Cell

It is a home router but it is also a server that you can host your own apps / services like Nextcloud. It is versatile, and you can easily install other services like Mattermost, NAS, virtual machines, thin client environment and much much more. With its default operating system, Waffle Cell,  it provides DDNS, router control, and other features that makes you a server expert in a few minutes. 🙂

NEC-P Waffle Cell

It has 8 GB of memory and HDD. It has a HDMI port, but you usually use it headless. Yes, it is like your own cloud server at home / office.

NEC Platforms plan to release this router / server in the first quarter of 2019.

Here’s my presentation at the Nextcloud Conference 2018, Berlin. This explains what we want to do to change the Internet infrastructure.

How I met these guys in Berlin – 2018

This blog entry is in English or Engrish.
今回はへたくそな英語で書きます。

In the early July, 2018, I found out that the Nextcloud Conference would be held in Berlin from August 23 to 30, 2018. A few minutes later, I had already written an email to the Nextcloud GmbH CEO, Mr. Frank Kerlitschek, asking if the community would accept me attending the conference. I was so excited by his reply, and I immediately reserved air tickets to Berlin via Helsinki.

Beforehand I would like to write about the background. I have been working on the Waffle Cell project. Waffle Cell is a server operating system which is meant to be an OS for distributed network and personal. It is easy to use, even a girl/boy next door can set up a sever for her/his own. The killer app is Nextcloud, but you can easily deploy apps like Mattermost, VM, virtual desktop, NAS, VPN gateway, groupware, and much more.

The new version of the OS was about to be release in June, 2018, and we were preparing an event for Waffle Cell v2. Since Nextcloud is the killer app, I emailed Frank asking a comment for our new product. I was fortunate that he wrote me back, and kindly accepting to give us a comment for the Waffle Cell event. His email made me want to visit Frank in Stuttgart and talk about the future of the network as well as the Internet privacy. Thus I visited him a few weeks later.

Stuttgart
Stuttgart May,2018

I had two hour meeting with Frank. I informed him that NEC Platforms, a computer manufacture, was going to introduce a router/server device to the Japanese market by Feburary, 2019, and Waffle Cell would be pre-installed. We also discussed how we could get back control from the giants. If you knew me, you would imagine what our talk was like. 🙂 It was full of passion, of course.

Anyway, it was fun.

A few weeks after I returned to Tokyo, Frank emailed me, and informed me that he was visiting me in Tokyo in June, and would talk on Nextcloud at the Waffle Cell v2 event! Wow! His visit was great for both of us. Frank met the major players in the router/server project at NEC Platforms, and I believe he realized that the truly distributed network would be soon in our hands, and the infrastructure would be more secure, safer, more privacy friendly, and more efficient.

Frank at the Waffle Cell v2 event, Tokyo 2018

So, I wanted to meet not only Frank again, but also the Nextcloud contributors at the conference. It is very important to meet and talk in person and exchange different ideas and stimulate each other. We live in the real world. I always love to feel the different atmospheres.

I had great meetings with Frank, Jos, Andreas of Nexxtcloud GmbH, and the contributors from all over the world.

I also met a German guy who lives in San Francisco named Johannes Ernst. He has his own project called UBOS, another OS for distributed network. East meets West, and our crazy projects are in fact quite similar. We both want to place a server at each node of the network. By the way, I later found that Johannes was one of the founders of OpenID. Wow! He and I share a lot in the ideas of the future Internet. We are like identical twins. 🙂 By the way, He flew from California to Berlin via Helsinki, too. West meets East again.

Frank gave me an opportunity to have a talk on my project in front of the Nextcloud contributors at the conference. There, I was so excited to announce that Nextcloud GmbH, NEC Platforms and Waffle Computer/TEGLET were going to cooperate to create a new market together.
Japan to add millions of new nodes to federated Nextcloud network

There were so many things I learned during my six-day stay in Berlin. But most of all, I realized that we developers should meet in person and exchange ideas more frequently. This is the best way to stimulate our creativities.

And, one more thing. I was lucky to attend opera two nights in row. Deutsche Oper had the summer special performance, the Magic Flute. These were the best Magic Flute I have ever listened.

Nextcloud Conference 2018 (3)

今回のNextcloud Conferenceの目玉はNECプラットフォームズ、Nextcloud社、そしてWaffle Computer社(テグレット)との提携に関する発表です。

NEC プラットフォームズはWaffe Cellを搭載したルーターを開発中で、その上でもNextcloudは動作します。ただ重要なのはこのルーターが「量産」され、超分散の世界が実現できる可能性があります。

役割としては

  • NEC プラットフォームズ:ハードウェア、それも世界初のルーターとサーバーが一体化されたもの
  • Waffle Computer:OSにあたるWaffle Cellの提供
  • Nextcloud:Dropbox+Skype+Office 365+アルファの提供

です。

Nextcloud 社のニュースリリースはこちらからご覧いただけます。(英文)

Nextcloud Conference 2018 (2)

さて、前回ご紹介したようにここには全世界からNextcloudの開発に携わっている技術者が集まっています。先ほどエレベーターで一緒になった技術者はベルギーから来ていました。スイスやオーストリア、地元ドイツも各地から参加しています。昨日は米国から来た私に少し似ているある意味「少しいっちゃっている」技術者とも楽しく数時間話をしました。そういえばケニヤや南アフリカからの参加者もいました。

このNextcloud Conferenceの凄いところは、経済的な理由で旅費が出せない場合はNextcloud社が費用の8割まで負担するという点です。そしてランチも無料です!

カフェテリアで食事
カフェテリアで食事

さて、前回書いたようにこの会合は以前カーリチェック氏の事務所にたむろする技術者のために開催することになったというころです。ということで当然、会場の雰囲気はたむろに近いです。

今私の隣にいるドイツ人二人はルールを破ってドイツ語で話をしていますが、公用語は英語に限られています。そしてほぼ全員、このルールを守っています。しかしほとんどは無言で、黙々と開発をしています。

昨日隣に座った技術者はすぐ前に座っていた別の技術者とチャットでコミュニケーションをとっていました。しかし一方、フランス人の技術者はよくしゃべる!彼は技術以外のことも含めて交流が目当てでここに来ているようです。ちなみに彼は非常に重要な新機能をNextcloudに実装し、土日に発表をするようです。

今回私が Nextcloud Conferenceに参加することを決めた理由は彼らがどのような理由で参加し、どのようにここでの時間を過ごすかを知りたかったからです。もちろん他にも理由はたくさんありますが・・・

次回は土曜日に発表される予定の私も関係している重大発表について書きます。

Nextcloud Conference 2018 (1)

Waffle Cell v2 でも簡単にインストールしてすぐに利用できるNextcloudは、Dropbox を凌駕する優れものです。これを使うとブラウザや専用アプリを使い様々なデータを各デバイス(PC、タブレット、スマホ)間で共有できます。さらにテレビ会議などが統合されたことで企業における情報一元管理システムとしての高い能力が証明されています。例えばドイツ連邦政府でも2018年春に採用が決まり、日本でも京都大学がこのNextcloudを全学で利用しています。

自分のデータは自分の管理下に置くという、当たり前のことができるようになるのがこのNextcloudなのです。開発者でNextcloud社のCEOでもあるフランク・カーリチェック氏は

プライバシーは民主主義の根幹である
Privacy is the foundation of democracy

という簡素な言葉でデータの自己管理の重要性を述べています。

データを自己管理することはデータを自分の責任で保管することで、これはすなわち私が取り組んでいるWaffle Cellの分散にほかなりません。2018年の春、このことをカーリチェック氏に伝えたところ、Waffle Cell v2の発表会にわざわざドイツより来日いただき、講演もしていただきました。上の写真はそのときのものです。

さて、このNextcloudはWaffle Cellのユーザーは簡単にインストールしてすぐに使えるようになるだけではありません。無料なのです。なぜ無料なのか・・・それは世界中の優秀なプログラマたちのボランティア精神があるからです。彼らはカーリチェック氏の考えに賛同し、Nextcloud の発展に貢献しています。

カーリチェック氏によれば当初これらのプログラマが彼の事務所に集うようになったのだそうです。そしてその人数がどんどんと増えてきたので、毎年夏にドイツで1週間缶詰になり、オンラインではなく面と向かって問題解決や新規機能の作業に当たっています。この伝統は前身のownCloudから続いているということです。

今年のこの集い、Nextcloud Conference 2018 はベルリンにあるベルリン工科大学・数学科で行われています。この大学は旧西ベルリン地区にあり、3万人弱の学生を抱えていて、ロケットの父、フォン・ブラウン博士や理論物理学で大きな功績を残したヴィグナー博士の出身校でもあります。ちなみにヴィグナー博士は一般にはあまり知られていませんが、評価としてはアインシュタイン博士と変わらぬ頭脳を有する一人ともいわれています。

もう一人有名な人もこの大学を卒業しています。巨大企業シーメンスの創業者のジーメンス氏がその人です。会場となった数学科の前には彼の銅像がたっています。

ジーメンス
ジーメンス

そして会場となっている建物の正面です。

ベルリン工科大学
ベルリン工科大学

そういうわけでこの集いにはアジアから唯一の参加者として私も5日間ここベルリンに滞在中です。

次回は中での様子を中心に報告します。

2018年6月21日Waffle Cell v2 発表会

2018年、6月21日にニッポン放送本社イマジンスタジオにてWaffle Cell v2の発表会をおこないました。今回はゲストスピーカーとして

  • NECプラットフォームズ社(中山様)
  • Nextcloud社(創業者のフランク・カーリチェック様)
  • Advasa社(久保田様)
  • Skeed社(宮島様)
  • 高崎商科大学の皆様

にご講演をいただきました。

NECプラットフォームズ・中山様からは「ルーターとサーバーの一体型商品の概要」の説明がありました。実はカーリチェックさんも同じ構想を以前持っていて、ヨーロッパのルーター最大手に提案をしたことがあります。これはうまく行かなかったのですが、今回の来日はこの構想に世界で一番近いNECプラットフォームズ社の技術者と話をしたい、というのが大きな理由の一つでした。両者をつなげたのが「調整役」のWaffle Cellです。

カーリチェックさんからは彼のNextcloudについてその機能を中心に話をいただきました。Nextcloudは確実にDropboxを超えています。彼と私の夢は、各家庭に設置された小型サーバーでNextcloudを動かし、各自、各家庭、各事務所毎に分散して自分の管理下でデータを利用することです。

私もいつもの繰り返しで「分散について」話をしました。(人がいないように見えますが、上の写真は午前中に行われた記者向けの概要説明のものです

さらにWaffle Cell v2完成に向けて協力をしてくれた高崎商科大学の学生の皆さんです。ここに詳細があります。(彼らがデザインしたロゴやキャッチフレーズが紹介されています)

ドイツでフランク・カーリチェックさんと会う

2018年5月3日、弊社の技術顧問とお洒落に午前中のケーキと珈琲を板橋区上板橋で楽しんでいました。すると顧問から

どうしてWaffle Cellのキラーアプリとも言えるNextcloudに連絡しないの

言われてみればそうです。6月21日にWaffle Cell v2の正式リリースを目前に控え、最低でもコメントをもらうべきです。そこで創業者であり分散アプリの第一人者であるフランク・カーリチェックさん(Frank Karlitschek)にメールを入れました。

すると驚くことにすぐに返事がきました。そしてWaffle Cellの説明をし、メールでもそれなりに盛り上がったのです。その流れで思わず

会いに行きます。5月20日前後、(ドイツ)シュツットガルトにいますか?

そういうわけで急遽私はドイツへ旅だったのです。3時間の打ち合わせのためだけに!いいですね、こういうノリ。人生はノリだと私は思っています。

さらにお会いしてお話をするといろいろと面白いことになってきました。詳細はまだ書けませんが、6月21日の弊社イベントに参加することも決定しました。嬉しい限りです。そう、来日します。

ちなみにNextcloudは「自分で運営管理するDropBox+アルファ」です。Googleドキュメントのような機能もあります。その完成度、その思想ともに素晴らしいものです。(本家のホームページはこちら) また、Nextcloudの日本語版ページも今後充実させていきます。

フランクさんのサイン
フランクさんのサイン

簡単そうで簡単ではないこと

Waffle Cellに搭載されているNextCloudが少し前、バージョン13になりました。早速これをインストールして実験をしていて気がついたのです。なんと、Talkという電話機能が使えるようになっているじゃありませんか!これはスマホやブラウザで通話、ビデオ会議ができるもので、気分は自宅に電話局(またはLineサーバー)を持つようなものです。(Waffle Cellではすでにビデオ会議が利用できるようになっていますが、Talkがよりモバイル寄りです)

ユーザー管理もNextCloudが受け持つので、統合された感じがたまりません。夕べ夜中に一人で複数のデバイスどうしてで「会話」をし、床についたのは夜明けでした。

しかし普通はここで問題が発生します。そんなに簡単ではないのです。少し専門的な話になりますが、説明します。

複数の端末が音声や映像をリアルタイムで交換する場合、直接接続ができない場合があります。これを「NAT越え」の恐怖と私は呼んでいます。それらの端末の間にはNATという厚い壁があり、直接の接続が難しいのです。

※ 上の問題と似ているものに、VPNのNAT越えがあります。NAT超えが完全な形でできるVPNは少なく、Waffle Cellはその一つです。

そこでいくつかの工夫が必要です。すなわち複数の端末を外部から手助けして接続させる仕組みです。STUNやTURNサーバーと呼ばれている機能がそれです。ほぼすべての端末間で通話するにはこの仕組みは必須です。

ところがこのTalkではTURNサーバーは提供していません。「自分で用意するか、年額50万円〜を支払ってね」というスタンスです。(仕方のない事ですが)

しかし幸いにもWaffle Cellには標準でこのTURNサーバーが搭載されているのです。そういうことで近々、Waffle Cell v2 の皆様にはこのTALKという機能をご提供いたします。

考えてみて下さい。自宅で家族や知人、同僚が安全、高速に利用できるLine機能を持てるのです。もちろんそれは数多くの機能のうちの1つですが!

Waffle Cell v2 テスタープランはこちらから

NextCloudからEtherpad−Lite(共同ワープロ)を使う

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DropBoxと同じようなことができ(もちろん制限なしで!)、さらにWaffle Cell v2 ではテレビ会議も利用できるようになったNextCloudですが、今回、共同ワープロ Etherpad-liteとも統合されました。

※ Etherpad-liteはブラウザベースのテキストエディタで、複数人で同時にテキストを編集できる機能です。

これからは友人、知人、社員にNextCloudのユーザーアカウントを発行するだけで共同ワープロの機能が利用できるようになります。VPN接続も必要ありません。

ちなみに私は一人共同ワープロを実践しています。例えばタブレットで面白い記事を見つけたらその引用やURLをEtherpad-liteに貼り付けます。そしてPCでそれを参照する、とうい感じです。もちろん会社ではもっとも利用することが多いのがこの機能です。

インストールの手順は以下のとおり簡単です。数分で本機能が利用できるようになります

  1. 管理者としてログインし、「サービス追加削除(一般)」の「アップデート」「サービス一覧アップデート」を実行
  2. NextCloud、Etherpad-liteをインストール(既にインストール済みでない場合)
  3. 「サービス追加削除(一般)」の「Web」にある「NextCloud Etherpad統合」をインストール

NextCloudの「+」にある「Protected Pad」を選択し、ファイル名をつければ、すぐに編集ができるようになります。(Padは選ばないで下さい。セキュリティの関係で、共有できません)

新規共有ファイル作成
新規共有ファイル作成

もし他のユーザーと共有したい場合は、共有設定でユーザー名またはグループ名を設定して下さい。同時に編集が可能となります。

※ 2つの違いはセキュリティの強化です。ただし今回の統合ではセキュリティを通常よりも上げているので、どちらを選んでも大きくはかわりません。

※ この機能をインストールするとWaffle CellのトップからEtherpad-liteのメニューが消えます。セキュリティ強化のため、NextCloudでの認証がないと利用できないためです。

続きを読む NextCloudからEtherpad−Lite(共同ワープロ)を使う

OwnCloudからNextCloudへ

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Waffle Cell v2 ではOwnCloudからNextCloudへの対応に変わりました。この機能はDropBoxとほぼ同じ、と思ってください。とても便利です。

ではこの2つ、どう違うのか、その背景も含め説明します。例によって箇条書きにします。

  1. ある開発者がDropBoxにかわるオープンソースで自由にインストールできるソフトを開発した。これがOwnCloud。
  2. そして事業を拡大するためにベンチャーキャピタルから資金を調達した
  3. ところがその開発者、自由が制限されてきたことに不満を持ち、新しい会社を設立して、オープンソースというルールに従い、その派生版であるNextCloudを作った

オープンソースの世界ではよくある話です。例えば世界的に有名なMySQLというデータベースソフトも開発者がMySQLを大手のIT企業に売却(350億円!)したあと、派生版であるMariaDBというMySQL互換ソフトを作っています。ちなみにMyとMariaはその開発者のお子様の名前です。

※ 余談 私は1990年台後半、まだMySQLがメジャーになっていなかった頃、美穂の旅というサービスを作るにあたってまだメジャーではなかったMySQLを使い始めました。当時、開発者は掲示板を通して世界中の「好きもの」と情報を交換してこのデータベースソフトの完成度を上げていました。私はそれをリアルタイムで目撃した一人です。

今回のNextCloudは以下の点がWaffle Cell v1で対応していたOwnCloudとの違いです。

  • テレビ会議と統合した
    WEB RTCという技術を使った分散型の会議システムです
  • アップロードするファイルサイズの制限をなくした
    旧バージョンはベースとなっていたウェブサーバーの制限で、自由に使えるメモリサイズ以上のファイルをアップロードできませんでした
  • パスワード管理機能と統合した
  • 近い将来おフォーススウィートLibreOfficeと統合
    これはGoogleドキュメントよりもインパクトのある機能です。現在テスト中です。

Waffle Cell v2 ではこのNextCloudとMattermostは「ウェブサービス」の双璧といってもいいと思います。(Waffle Cellはウェブサービス以外にもいろいろあります)